研ぎ師 光三郎のブログ包丁関係のブログ包丁は作り手によって少しづつ違う

包丁は作り手によって少しづつ違う

 同じ包丁を買ったのですが、形が違うといわれるお客様がありました。

スーパーの魚屋さんです。魚屋さんはほぼ毎日包丁を研ぎます。2~3年で二回りほど小さくなります。新しい包丁にしたら、少し形が違うのです。同じ包丁なのに少し違うのです。

手打ちの和包丁は洋包丁と違い、1本1本手作りです。ごくごく微妙に違いはありますが、そこは熟練の職人です。コンマ数ミリ程度です。見た目に違うことはありません。

見た目に形が違うとするなら、研ぎ師が変わったことが考えられます。研ぎ師も高齢化で、つぎ世代が少ないのが悩みですが、個人個人によって少しづつ違うことがあります。研ぎ師それぞれの考え方の違いです。

通常、経験年数の長い研ぎ師程、高級な包丁を作成しています。経験の浅い研ぎ師は低価格品からスタートするのです。キャリアと技術が増すほどいい包丁を研ぐことができます。

いずれにしても、手打ちの包丁はすべて、1本1本、心をこめて作った、わが子のような存在です。ご愛用の程よろしくお願い申し上げます。

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このページは、『研匠』光三郎が2009年11月28日 22:56に書いたブログ記事です。

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