研ぎ師 光三郎のブログ包丁関係のブログ岡恒のハサミはすぐれているが?

岡恒のハサミはすぐれているが?

  岡恒.jpg本日の営業はエーコープ加賀野店です。小松菜を収穫するのに使っている岡恒の芽切り鋏で根に近い部分の茎を切るのに使っているそうです。2カ月でダメになるそうです。

岡恒のハサミは植木屋さん御用達で品質には定評のあるハサミです。持ってこられたハサミは完全に開いてしまって刃と刃がかみ合っていません。2カ月でこのような状態になるという事、よほど酷使しているだけでなく、ひねって使用しているようです。岡恒といえども芽切りや採果ハサミなどは軽くするために、鉄が薄くなっています。ひねったり、こじったりしますと刃が曲がってしまいます。切れにくくなったなと感じた時点で研ぎに出していただくと、切れ味もぐ、ぐーっと新品以上に良くなります。ところが、さんざん酷使したハサミは現状よりははるかに良くなりますが、新品の60~80%くらいの切れ味しか戻らない場合が多いのです。

ハサミは包丁と違い、噛み合わせが命です。噛み合わせ部分の刃が摩耗してしまう裏研ぎ(できるもの)をしても完璧には元に戻りません。摩耗する前に持って来てほしいのです。

噛み合わないと言えば家庭でも、会社でも夫婦でも噛み合わないと良くないです。家の家庭もよく研がないといけません。

隙間.jpg

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このページは、『研匠』光三郎が2009年9月29日 22:55に書いたブログ記事です。

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