研ぎ師 光三郎のブログ新しい介護のかたち

新しい介護のかたち

 

かねて申し込んであった新潟の老人ホームから連絡があり、空きがでたそうです。
 
奥さんが新潟のおばあちゃんのところに単身赴任(下の子だけ連れて)で行って1年ご、こちらの家の事
 
情で金沢に戻ることになった時、おばあちゃんを一人実家に置いてくるのは忍びなく、ホームが空くま
 
での間、金沢に連れてくる!という約束だったのです。
 
同居のころは心配もしましたが、来てみれば慣れるものです。今では同居が当たり前になっています。
 
私としては、どちらでも良かったのですが、ばあちゃんとの当たり前の生活に奥さんの精神的疲労が限
 
界にきていたようです。
 
 実際に入れるとなると、勇気と決断がいります。8か月も一緒に居ると、情も湧きます。まして、実の親
 
です。ホームに行けとは、あまりに不憫です。
 
 
 それは奥さんも同じですが、精神的疲労の方が勝っていたようです。
  
2年弱の介護で十分介護したという 満足感もあるようです。
 
精神疲労はまたおばあちゃんも感じているように思います
要介護4の 認知症ではあるものの、私に対するのと、奥さんに対するのと、子供それぞれに対することば使いが明確に違います。

 これは、気を使っている事の現れだと思います。認知症の人にも多くの気を使わせる同居の難

しさも改めて認識しました。

1人暮らしの老人が自立できなくなった時、子供の世話になるか、老人ホームに入るか?

ホームに入るお金があるなら、私はホームに入りたい。と思うようになりました。

「ホームは行き場のない老人の行くところで、家族と一緒に暮らすのが何よりの幸せ!」と何となく考えていまし

た。

家族と一緒に暮らすのが何よりの幸せでしょうが、大変な我慢なり遠慮の中で暮らすのは、苦痛ではないかと

おもうようになりました。

「老いては子に従え」というのは死語の世界のようです。認知症にも自尊心は大いにあるのです。

介護は娘がするのが一番とも考えていましたが、お互い言いたいことを言ってしまうと、娘とはいえ、しこりが残

ります。かえって、嫁、姑の方が超えれない部分があり、逆に良いかもしれない。

しかし、結局のところ、何が良いということはないと思います。その人次第になります。

さて、新潟のおばあちゃんのこと、認知が進み昨日のことはおろか、つい先ほどのことも思い出せなくなってい

ます。これは、おばあちゃんにとって、何より幸せなことです。

体調と記憶のいい時と、わるい時があります。自分の我を通す時もあります。最終的には指図されたり、声を 

荒げて叱られたりします。

でも、よく日にはにっこりして、ケロッとしてます。それもそのはず、きれいに記憶からなくなっています。

毎朝、心をリセットして、すっきりしているようです。これに勝る幸せはないと思います。

 

おばちゃんと同居をしだして、半年がすぎました。週5日のデイサービスもすっかり慣れ、笑顔で帰って
 
くるようになりました。食欲も旺盛になり、4キロも太りました。
 
おばちゃんは以前からなのですが、ぜんそくで、糖尿もあり、クスリが手放せません。
 
ボケのほうは徐々に、徐々に進行しているようです。気が向けば、食べたものかたずけたり、洗濯物を
 
たたんだりはしまがそのほかは寝てるかテレビをみているかですが、内容までは理解できません。
つい先ほどのことがわからない状態で、遠い昔の記憶と今現在しかないようです。
 

sakura250.jpg新潟のおばあちゃんが金沢にきました。昨日家族そろって兼六園に行きました。

おばあちゃんは天心欄万の笑顔で、楽しんでいました。子供のような笑顔です。

兼六園の桜は全体には2分咲きくらいですが、満開に近い木もあり、花見には良いです。土、日に行けば金沢市民なら無料で入れます。ただし身分証明書が必要なのでお忘れなく。

おばあちゃんは、翌日になるともうすっかり忘れてします。いいことも、いやなことも痛かったことも、苦しかったこともすっかり忘れてしまいます。毎日頭をリセットします。

子供のころ、いやな事や小さい事などすぐに忘れることができたのに、だんだん頭が硬くなって、くだらない事が、いつまでも忘れることができなくなっています。

おばあちゃんのボケがうらやましく感じることしばしです。

2月の確定申告で忙しいころ、子供が学校で事件を起こしました。友達と遊んでいたところ、喧嘩になり、喧嘩になり、傷つけてしまったのです。相手のけがは予想外に重く、眼の下のところの骨が折れ、眼を動かすための筋肉が損傷を受けるというものでした。

 相手の方の手術も成功し回復に向かっているということなので、こうして、ブログに書くこともできるようになりましたが、その時は親の方が本当に落ち込みました。

ともかく、離れて暮らしていれば、十分なしつけができないと思い立ち、単身赴任を引き払い、金沢に戻ることになりました。この決断は早かったのです。新潟のおばあちゃんには申し訳ない限りですが、奥さんの意思は固く、てきぱきと事を進めました。

おばあちゃんの方も、ボケが進み、介護度4に進んだにも関わらず、それまでは全く受け付けなかったホームも入ると言ってくれました。もちろん、希望してではないのですが、こちらにとっては助かります。もっとも、昨日のことはきれいさっぱり忘れてしまい、何をいったかなど、分からないのです。

ホームに空きがなかったため、空きが出るまでここ金沢に連れてきました。

今日から、家族全員とおばあちゃんの生活が始まりました。             

新潟のおばちゃんが、金沢の我が家にやって来ました。連休を利用して、奥さんが無理矢理つれてきました。金沢はもう20年になりますが、初めてです。
車に乗っているだけとはいえ、88才の老人には、さぞきつかったろうと思いますが、道中はずっと景色を眺めていました。
少し疲れたようですが、身体は元気でした。
 翌日、近江町市場に出かけました。
ところが、翌日になると、昨日、どこに行ったか忘れています。ここがどこだかもわからない状態です。会話は普通にできます。そのくせ、環境が変わっていることが、不思議とは感じないのです。食も細くなっています。
日1日と衰えていくのがわかります。しかしながら、幸せそうです。
 本人にすれば、ゆったりした、時間が流れているようです。

 

奥さんと一番下の子供が新潟のおばあちゃんの介護のために、赴任してから、早いもので、5ヶ月がすぎました。
 おばあちゃんの方は、年齢(87才)と実の娘が居てくれる安心感でボケが確実に進行しています。食べた食器は片付かない。口や鼻の汚れを服の袖で拭いたり、食事も用意してもらえばたべるが自分では用意できない。冷蔵庫から持ってくる事ができない。それ以前に食事の時間だということもわからない。お腹がへったという事さえわからないのです。
たまに、家の前に出て、植木を眺めるくらいで、いつも茶の間に座っています。今、話していて、誰と話したかもわからないのです。ボケとしては軽いほうでしょうが、医者に言わせると87にもなれば、人としての機能は終わっている、そうした状況は普通らしい。
さて、頭の老化と体の老化は使うほど働くのかもしれない。私自身がその年齢までいたとすれば、頭は確かでいたいと思うが、どちらが幸せかわからない!

 新潟のおばあちゃんは少しずつ、ボケが進行しています。耳も除々に遠くなっています。そのため、テレビは常に大音量です。日常会話はまともです。昔のことばかりだったり、たまに、見当ちがいの事を言ったり、まあ、老人にありがちなことです。
 ところが、孫の名前が出てこない。一緒に住んでる私の子供もです。
 それから、ご飯を食べたかどうかもわからない。お腹がいっぱいかすいているかもわからないようてす。当然、自分で用意して、食べることもできません、日がな1日、テレビの前に座っているだけです。何をするわけでもなく、何の楽しみもなく、ただ座っているだけです。高齢なので、活発に動いたり、細かい作業等は当然出来ないとして、食べる楽しみもないのかと、気の毒になります。しかし、用意した食事は見事に平らげ、35キロしかなかった体重が3キロ増えました。

本人はこの悠々自適な生活をおおいに快適なのかもしれません。
老人ホームにいるよりはずっと、快適なはずです。

奥さんと一番下の子供が新潟のおばあちゃんの介護のために、赴任してから、早いもので、3ヶ月がすぎました。

 おばあちゃんの方は、ボケの進行以外は元気です。近所の人が来て、親しげに話しているのに、誰かわからない!ご飯を食べたのにわからない、前日の激しい咳き込みで苦しんだことも忘れている、と言った具合です。
 ボケというのは、何でも許せる聖人に近いかもしれない。そのくせ、口は元気で、わがままな俗人の部分が多いので、困るのです。一方、私、金沢の方はと言うと、少し慣れました。炊事、洗濯、家事、掃除。環境とは恐ろしい物で、鳴るようになるものです。とりわけ、料理は料理本を見ながら、作っていますが、これがまた美味しいのです。料理本はあなどれぬ!買ってきた惣菜より、はるかに、美味しいのです。その代わり品数が1品です。一汁三菜とはいかず、一汁一菜です。ご飯は炊きたて、料理は作りたてが一番です。

介護(要支援含む)者は450万人となり、介護保険導入時(2000)の倍になりました。そのうちの五分の1がこロコモティブシンドローム(運動器症候群)です、

判基準は

◆片足立ちで靴下がはけない。

◆階段を上がるのに、てすりが必要。

◆横断歩道を青信号で渡りきれない。

◆15分、続けてあるけない。

◆家のなかで、つまずいたり、すべったりする。

一つでも、当てはまれば間違いなく、予備軍です。

私など、満点です。

予防法は1日三回の片足立ち1分間とスクワット六回!

三日坊主で止めたスクワットを復活しなければ、おじさんに明日はない!

 

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